デザイナーや写真家の方がよく使う「ポートフォリオ」。よく聞く言葉ではあると思うのですが、実際それがなんなのかわからずにいる方もいると思います。
実際自分も一年くらいまで知りませんでした。汗
今回は「ポートフォリオ」を自分が作ってみてどうだったか、というお話です。
ポートフォリオとは
ポートフォリオとは本来、「資産一覧」という意味だそうです。つまり、「自分はこういうもの(スキル)を持っています」と示すものだそうです。
そのように示すことで、相手へ印象を与えるものなんですね。
いわば「作品集」のようなもの。
これを取引先や就職したい会社側が見ることで「この人と一緒に働きたいな」と思うのですね。
しかし、それ専用のウェブサイトを1から作るのは大変なもの。WordPressなどで作るにしてもCSSやhtml、場合によってはPHPまでもいじらないといけないかもしれません。
そんなわけで僕は今まで気が進まなかったのですが、2018年4月にアドビポートフォリオが日本語に対応しました。
これでもうコーディングをすることなくポートフォリオを作成することができますね。
それではアドビポートフォリオについてご紹介します。
アドビポートフォリオについて
Adobeによると、
“Adobe Creative Cloudで利用可能なAdobe Portfolio(アドビポートフォリオ)は、クリエイター向けのWebサイトを簡単に作成することができて、どんな作品作りが得意かを紹介するのに最適なツールです。”
とのこと。
アドビポートフォリオ自体は去年からあったみたいなのですが、今年に入って日本語を含む19カ国に対応しました。
また、写真家には必須ツールのLightroomなどと連携することも可能です。(自分は新しいLightroomと旧バージョンとの連携が上手くいっていないので使えません。笑 なんとかしなきゃ。)
アドビポートフォリオは、AdobeのCreative Cloudもしくはフォトグラファープランに加入することで使用できます。
僕はフォトグラファープランに加入していたため、そのまま利用することができました。
ポートフォリオを作ってみた
実際にAdobe Portfolioで自分のポートフォリオをつくってみました。
それが、こちら。
僕は形から入るタイプなので、独自ドメインを新たに取得して作成しました。
導入に当たっては、Keiko様のゆるっとフリーランスinアメリカを参考にさせていただきました。
そちらを参照した方がわかりやすいので、こちらではさらっと説明させていただきます。
独自ドメインの導入手順
ここでは、僕がどのように導入したかを御紹介します。
- お名前.comで独自ドメインを取得。
- Adobe PortfolioのeditorページからIPアドレスを調べる。
- ドメインナビの「ドメイン」タブから、DNSレコードの変更を行う
- 「DNSレコード設定」より、ホスト名が空白のものと「www」のものそれぞれを設定する(詳しくはゆるっとフリーランスinアメリカを)
- Adobe Portfolioのeditorページに戻り独自ドメインを入力
- 完了!
所感
実際に自分で作成してみて、まず一番に感じたのが「編集のしやすさ」でした。Webサイトを作っている時って、後から付け足したり削除することが多く起こります。
そんな時にhtmlタグをわざわざいじったり、CSSで見栄えを整え直したりせずに直感的に編集できるのがとても便利だなと感じました。
独自ドメインの設定も思ったよりは難なくこなせたのでよかったです。
youtubeの動画やLightroomの写真などに対応していることでフレキシブルに伝えることもでき、幅も広がります。
また、自分にとって嬉しいポイントだったのが、「関連サービスへのアクセシビリティ」でした。
自分のTwitterやFacebookだけでなく、FlickrやGitHub、WordPressなどにも対応しているのがありがたいなと感じました。写真家の方にはFlickr、エンジニアの方にはGitHubへのアクセスしやすさは嬉しいのではないでしょうか。
一方僕の使っているテーマにおいて気になったのは、ページ上部の空白(?)です。↓
こんなに開ける必要ないんじゃないかなぁと、、、笑
ただ、スクロールする際のアニメーションは好きなので致命的なものではありません。Adobe様ありがとうございます。ぺこりぺこり
おわり
いかがでしたでしょうか。
ぜひみなさんもAdobe Portfolioで素敵なポートフォリオを作成して、自己満に浸りましょう有利な就職活動、自己PRを行いましょう。